お仕事の面接時に使える無料履歴書を「Excel版」と「PDF版」でダウンロードできます。
フリーでご利用いただけますので、クリックしてフォーマットを保存して下さい。
下記、印象の良い履歴書の書き方も参考にして下さい。
印象の良い履歴書(お仕事用)の書き方
準備編:履歴書を書き始める前に
手書きの履歴書は応募者の人となりを明確に表します。
ワープロ文字では応募者の性格や適性を判断しにくく、使いまわしのイメージを与えてしまいます。丁寧に読みやすく書かれていれば、几帳面で誠実な性格であるという印象を与える可能性が高くなります。
逆に、誤字・脱字の目立つ場合には、雑でいい加減な性格の人であるという印象を与える可能性が高くなるでしょう。
達筆かどうかを気にするのではなく、できるだけ丁寧に読みやすく、ハッキリとした文字で書くことを心がける事が大事です。
貼付写真は第一印象を決める重要なポイントです。
駅前にあるスピ-ド写真などを利用して正しいサイズの写真を貼りましょう。
間違ってもプリクラやスナップ写真を貼り付けないでください。
使用する印鑑は、シャチハタなどのインスタントスタンプは使用しないでください。
三文判で構わないので必ず押し、もし無い場合は新しい印鑑を購入しましょう。
印鑑は履歴書の各項目を書く前に押しておく事をお勧めします!
時間をかけて丁寧に、丁寧に、書き込んだ後に捺印を失敗してしまったら全てが台無しです。
STEP04
修正液(ペン)の使用はやめましょう!
誤字・脱字など記入ミスをしても修正液(ペン)を使用してはいけません。
間違えたら新しい用紙に最初から書き直すのが鉄則です。
まずは、見本用の下書きを用意して、それをチェックして問題がないのを確認してください。
その見本を見ながら書き写せば、失敗しにくくなるでしょう。
実践編:履歴書項目ごとの書き方
日付は、書類を作成した日付ではなく提出(投函)する日付を記入しましょう。
年号には、西暦で記入せず「平成○○年」と元号で記入しましょう。
作成してから提出するまでに間があく場合、日付欄だけ空白にしておき提出(投函)する日に記入して構いません。
履歴書を書いた時と同じペンで日付を記入しましょう。
氏名は、苗字と名前の間を少しあけて書くようにしましょう。
氏名には必ず“ふりがな”を記入します。
記入項目に「ふりがな」とひらがなで書いてある場合にはひらがなで書きましょう。
「フリガナ」とカタカナで書いてある場合には、カタカナでふりがなを書きましょう。
名前がひらがなやカタカナの場合であっても、“ふりがな”は必ず書きましょう。
履歴書の生年月日は、基本的に指定がなければ、昭和、平成などの元号で記入しましょう。
履歴書が西暦表記の指定であった場合には、西暦で記入しましょう。
現住所は、都道府県を省略せず正確に記入しましょう。枝番は「1-2-3」のような簡略形で書くのではなく「1丁目2番3号」と正確に記入しましょう。
基本的には住民票に記載されているとおりの住所を書けば問題ありません。
電話番号は、市外局番を省略せず正確に記入しましょう。
寮や下宿などで呼び出しの場合には、忘れずに「呼び出し」と記入して下さい。
携帯電話を持っている場合はその番号を記入し、メールアドレスがある場合も差し支えがなければそれを正確に記入しておきましょう。
まず1行目に「学歴」と記入し、2行目から書き始めます。
学歴は、「小学校卒業」「中学校卒業」「高校入学」「高校卒業」「大学入学」「大学卒業」(学生の場合には「大学卒業見込み」)の順番で記入します。
学校の名称は、略さずに「○○県立○○高等学校」のように、正確に記入しましょう。
大学については、学部、学科名まで記入するのが原則です。
大学で編入試験を受けて学校や学部を変わった場合には、学歴の中で「○○へ編入」のように正確に書いて下さい。
学歴と職歴の記入欄が分かれていない場合、学歴の後に1行あけて、「職歴」と記入してから書き始めます。
お仕事としての職歴は、勤務期間が短い短期バイトや登録型バイトの場合でも、お仕事経験が活かされる場合がありますので、出来るだけ書くようにして下さい。
会社名を書く場合は、「(株)」と略さずに、「株式会社○○」もしくは「○○株式会社」と正式名称を書くようにしましょう。
自分が取得している免許・資格は、仕事内容に関係あるなしに関わらず一通り書きましょう。
ただし、3級程度では書いてもほとんど効果がありませんので書くのは2級以上のものにしましょう。
免許・資格は必ず正式名称で書きましょう。
例えば、「自動車一種免許」ではなく「普通自動車第一種免許」、「英検2級」ではなく「実用英語検定2級」のように。
なぜその会社にお仕事として応募するのかといった志望動機は選考基準の中で大きなウエイトを持ちます。
「○○は子供の頃からの憧れで、将来的に○○の経験を活かした業界に就職したいからです」というように、積極的にお仕事したい情熱をアピールするようにしましょう。
臨時的・補助的なお仕事の場合には「学業との両立」「通勤が便利」といった理由でもかまわいませんが、企業側とすれば、一般的にお仕事先に興味がある方に来てもらいたいものです。
何故お仕事で働きたいのか?といった理由が明確になる様に心がけましょう。
得意科目の記入例でよくあるのが、「数学、日本史」のように、単語だけ並べてあるケースです。
これでは、その人の性格や感性などが相手に深く伝わりません。
一方、「環境法:地球環境問題に国際社会全体が今後取り組んでいくべき重要なテーマであり非常に興味があります」と少し説明を加えると、その人の面白味や奥深さが感じられてきます。
長い説明は逆効果ですが、積極的に自分をアピールする意味でも、簡潔な文章で説明を加えるようにしましょう。
趣味・特技も得意科目の書き方と同様に単語だけ並べるのではなく、簡潔な文章で説明を加えるようにしましょう。
例えば「読書:自己啓発の書籍が好きで、○○氏の作品は全て読んでおります」「パソコン:イラストレータやフォトショップでデザインするのが得意です」という様に自分の人間性や、特技を積極的にアピールしましょう。
「本人希望条件」欄があるような履歴書の場合、学生は学業(主婦・主夫は家事育児)との両立になるので、お仕事できる曜日や時間を出来る限り事前に記入しましょう。
フリーターの方で、比較的時間に余裕がある場合には、お仕事できる曜日・時間に関しては、「御社の条件をお聞きしてお答えしたく思います」と書くようにしましょう。
おまけ:履歴書を提出する前に
お仕事経験の無いことを経験ありと書いたり、取っていない資格を取得したと書いたら経歴詐称になります。
ただし、まだ取っていなくても現在挑戦中の資格があれば、「○○資格取得に挑戦中」「○○資格取得見込み」という表現であれば問題はありません。自分の応募職種に対する意欲を積極的にアピールしましょう。
面接の前に事前に履歴書を郵送する場合、どんな内容の履歴書を送ったのかを忘れてしまう事が少なくありません。
面接時には郵送した履歴書に沿って面接が行われます。
コピーを忘れずにとり、事前に記入内容を確認してから面接に挑みましょう。
また、次回履歴書を書く際に学歴やお仕事経験の確認が出来て大変便利です。